スリランカ夫婦旅 in Kosgoda

私は今、お恥ずかしい?事にスリランカの五つ星ホテルでのんびりこれを書いている。

天国をお金で買った!(正確には夫のクレジットカードのポイント)
スリランカの旅は過去一過酷な旅で
なぜかというと

・排気ガスがひどくて喉が痛くなる。
・安宿の排水事情がなかなかきつい。
・交通状態がカオス。
・スパイスにだんだん胃が死んだ。

という状態の中、やっとリゾートだ!と思ったら
また排気ガスまみれだった。

そして私は落ちた。ずーーーんと。

ここ最近でこんなに落ちたことはないかもしれない。

「日本に帰りたい!帰国したい!」
「私に世界旅行なんて無理だ」
「私は日本が好きだ」
「辛すぎる!」
「うぉぉぉぉぉぉぉん」と泣いた。

その結果、夫が用意したのは五つ星ホテル四日間^^

ナイス!夫!ありがとう、一生ついていく!
というわけで、軟弱旅人として50平米超の部屋のキングベッドの上で胡座を書きながら
これを書いている。

さて、シギリヤの話をしよう!
(ここで話すと、なーに言ってるんだか!
と思われそうだけれど、その時その時人は虚い変化する。私の心も毎日変わっている。)

限界を超えた先に見えたもの…

当たり前の事だけれど、それは絶景だった。

当たり前だよね…

限界を超えた先に見たいものが絶景だから、人間は頑張りたいと思うわけで、そうじゃなきゃ頑張らない!

私は超超インドアな人間で、なんなら今だって、何日間家に籠れるか選手権をしたら
かなり上位に食い込める自信があるほどだけど

夫が絶対に行きたいと言うし
シギリアロックからの景色、ピドゥランガラロックからの景色は、段々と私も

「見てみたいかもー」と思うようになって来た。

そして…まずは感想から言おう。

凄かった!

遠慮がちに言っても、これは見る価値があると思う!

早朝4時30分に起床、5時半に迎えにくると言う 
「なーにやってんだ、私は」
と思いながらまだ暗い道をトゥクトゥクに乗りながら走る

この先私は岩を登るんだ…
あーやっぱりやめればよかった。
なんで快諾したんだろう…

死ぬほど後悔してしていた。
今ならやめられるかも…

と思っていた時に、トゥクトゥクのお爺さんの
「今日は最高の日だ!久しぶりに天気がいいし、星もキレイだ。」という言葉にすぐ調子に乗ってしまった。

「私、持ってるかも」

これが、そもそもの始まり…
豚もおだてりゃ木に登るのだ…

そして1,200段という階段を登ることになる。

階段を目の前にクラクラした。

正気の沙汰じゃない!!!

私はインドアだ!!!

と思っても、ここまで来てしまったし、行くしかない。涙

登っていきながら、階段にも登りやすいものや登りにくいものもあり、そしてもっと言うなら
手すりが合った方が登りやすく、人間は足だけでは生きてはいない事を思い知らされた。

手は私の足が辛いと言った時、サポートしてくれるんだ!
体ってなんて凄いんだ!と思うしかない。
死ぬほど疲れ、息もあがったころ やっと中腹である。

夫は元山男だけれど。ここ数年、腰の手術をしたり筋肉が一気に落ちていた。

2人でなんども休憩しながら、まだまだ上がある階段を登りながら、励まし合いながら前に前に進んだ。

一歩は確実に前に行く。

千里の道も一歩から
されど一歩はとても小さい。

そう思う時間だったけれど、、頂上までは実は1時間はかからない…笑

「つ、着いたー」

なんだこの世界は!

この世界はこんなにまだ美しいんだ。

360度の地平線…

ジャングル…

ゆっくりと朝日を眺めるまでの時間。

ここにいる全ての人は、同じ目的を持ってここに登っている。

天気が味方して、最高の朝日を眺めた。

感動以外に何があるのだろうか。

ここに来て良かったよ…

そう思いながら…

いつまでもいつまでも朝日を眺めた。

ちなみに下りの階段で膝が笑った…

陽子

追伸

旅に行く時、帽子を被る人が多いと思う。
私も今回、最初のほうは紫外線対策として被っていた。
でも、正直おすすめはしない。

私はシギリアロックの途中で帽子を脱いだ時、視界の広さと空までスコーンと見える景色に驚いた。
帽子は大損だ!
途中で気が付いて良かった。
サングラスも最高の景色の時は、一瞬だけでも外そう。
帽子もサングラスもない、遮るもののないスッピンの地球を感じて欲しい!
世界は広いんだから…

※シギリアロックで終わってしまった…
次はピドゥランガラロックの事を…(需要ある?)

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