つい先日、ずっと見たかった映画を飛行機の中で偶然にも見ることが出来ました。
役所広司主演であり、
2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で、
日本人俳優としては19年ぶり2人目となる男優賞を受賞した作品です。
作品としては「じわじわと感動する」「本当にPerfect Daysだ!!!」
と思って見終わったのですが、ここ最近なぜかこの映画の事ばかり考えてしまって・・・
「映画なのに、小説を読むかのように行間を読まなければいけない映画」
「最後は私たちに、全てを丸投げしてくるようなそんな映画」
一つもネタバレしたくはないので、このあたりでやめておきますが
改めて一人一人日常に忙殺されず、完璧な一日にすることを私なりに考えてみました。
日々をシンプルにする
自分の一日を考えてみてください。
バタバタしていたり、人に会わなければいけない事(お付き合い)で
自分の時間がない!と思ったりしませんか?
自分軸などと言う言葉がこの時代に出てきてしまったのは、他人軸で生きている人が多いからです。
軸を自分に戻して、毎日自分がやることをシンプルにしてみると
自然と一つ一つが丁寧になります。
プライドは捨てる
プライドは捨てたときにわかるのですが「身軽」になります。
私は、40代前半くらいまでとても強いプライドがあったと思います。
何に対してなのか?「負けたくない」と、思っていたように思うのです。
今思うと、いったい私は何と戦っていたのでしょうか?(笑)
そんな私がプライドを捨てたのが、奇しくも病気になった時でした。
病室で情けなくて苦しくて、涙がぽろぽろと出たそんな1か月の入院生活を2度経験しました。
子どもたちが一生懸命病院に来てくれた時、私は思ったんです。
私は自分と愛する人のために生きていこう!と。
誰にどう思われるか?そんなことはどうでもいい。
私がやりたいことに注力して、それが変でも誰にも迷惑が掛からない!
そう思った時、心から身軽になったと思います。
人脈と言う言葉から遠ざかってみる
人脈…
「すべては人だよ!人が助けてくれる。商売も何もかも!」
そう言って、人脈をどんどんと広げていく人がいます。
そう!それがとても楽しい人は全く問題ないんです。
でも、本当は苦痛なのに、それがいいことだと「有名な〇〇が言っているから」「本に書いてあったから」
「〇〇さんのブログに書いてあるから」等々…
それで無理して色々なものに参加することは本末転倒です。
心から楽しんでいる人の横に見える「必死な人の顔」。
行きたくないなら、行かなくてもいいんですよ。
人脈は、心から楽しんでいる人はどんどん自然と作り上げられていくし
私みたいなキャパ狭めの人は、自分の付き合える範囲内で楽しんだらいいんです。
まとめ
Perfect Days(完璧な日々)は、自分が作り上げるクリエイティブで美しい日々です。
そこには、質素でも凛としていて調和を感じます。
誰かの真似ではない、私がこの世で作り上げる日々なのです。
それは、誰にもジャッジはできないし、人をジャッジすることも本来はおかしなことです。
夫の革靴は3足。普段会社に履いていく茶色の革靴2足は交互に履いています。
そしてスーツを着るときのための黒い革靴が1足。
愛用の黒の革のオフィスかばんは、10年に一度位、全く同じものを買います。
修理しながら使っているのです。
飲み会は参加せず、どうしてもの時は一次会ですっと帰ってきます。
彼のリズム、ルールには無駄がなく
私はそのルールと共に自分のルールを作っています。
あなただけのPerfect Daysはどんなですか?
ぜひ、教えてくださいね!
陽子